第4話
ー星の秘密ー
アカシックレコードとは
ー宇宙の誕生から未来に至るまで、すべての情報が記憶されている場所。
そこへアクセスできた人間は優れた知識が与えられ、
使いようによっては技術や化学が発展させる。
アクセス方法は瞑想(めいそう)や夢を見る事で繋がるとされているが
アクセスできたとしても知識を得た状態で戻って来れる保証はないー
シオン「この星は滅びかけている。後100年持つかってところまで
来ている。
それを何とか救いたくてな。こんな研究をしている」
ひより「ホムンクルスで星を救える手段を見つけようと
しているの?」
シオン「そうだ。こんなやり方は俺の本意じゃないのは分ってくれよ。
別のやり方で救おうとしているヤツもいるが、、、
馬が合わなくてな。
それから、今から言うことも決して悪意があるわけじゃない」
ひより「・・・・・・・はい」
シオン「ユグドラシルから来たって言うお前たち。ひよりは人間だったから
今はただ体がホムンクルスなだけだ。でもな、かおるは
ユグドラシル=アカシックレコードの存在そのものだ。
彼女を装置に繋いで研究を進めたら必ずアクセスできる。
星を救える知識を引き出せる可能性が高い!」
ひより「!!」
「そんな事をしたら彼女はどうなるんですか?
大丈夫なんですか?」
シオンさんがかおるの顔をじっと見ている。
かおる「私をもう一度あの装置に繋いだら、もうこの体に戻って来れない」
「ユグドラシルに戻った時、この疑似魂と融合した
私はどうなるか分からない」
シオン「やっぱりそうなるか・・・」
「この研究が進めば、ひよりも元の体に戻れるかもしれない」
ひより「いくら彼女がユグドラシルの存在って言っても
今は肉体を持って生きているじゃないですか。
誰かを犠牲にして元に戻ろうとは思いませんが・・・」
シオン「俺もそう思うから悩ましいんだよな」
かおる「・・・・・・・・・・・・」
かおるがこっちを見ている。
何か表情が変わってきている?
気がする・・・

かおる「ひよりが元の体に戻れるなら私を使っても構わない。
でも今はまだ待ってほしい。
ユグドラシルにアクセスしてきたのは、この装置だけじゃなかった。
別の何かを感じた。
私はそれが何か知りたい。そして止めたい。
あれはユグドラシルにダメージを与える可能性を秘めている」
シオン「それはこの星からか?」
かおる「そう。この星の別の場所」
シオン「・・・・・・・・・・・・」
シオンさんの表情がこわばっている。
何か心当たりがあるのかな。
少しの間、沈黙の時間が流れた
そんな時、一人の研究員が近づいてきた。
研究員「まぁまぁそんなに考え込まないで
とりあえず、体を調べさせてくれないかな
絶対に悪いようにはしないからさ」
シオン「俺が言い難かった事をサクサク言いやがって!
少しは空気を読め!」
僕とかおるは検査を受け入れ
丸い装置の上に誘導された・・・
身体状況、脳波など色々と調べるようだ。
装置のスイッチが入れられた瞬間、体が浮き検査が始まった。
一つの検査結果が出るたびに研究員の驚いた声が聞こえる。
「すごいな!」 「これは・・・」
どんなデータが取れているんだろう。

シオン「よし!終わったぞ!ありがとな
すごいのが取れたぞ!」
ひより「何か周りが騒がしかったですね。
皆がビックリしている声が聞こえました」
シオン「ホムンクルスは人間と全く同じに作った。でもな
データを見る限りでは人間を遥かに超えている。
これがどんなふうになるか分らんが、能力は高いぞ」
ひより「そうなんですね。そんな高い能力がある実感はない
ですけど・・・」
シオン「それから、かおるの方は、、、人間の枠を超えている。
異質の脳波が検出された。恐らく、、、これが、、、
ユグドラシルと繋がるヒントだ!!」
第5話を書いたらここに貼りますね。

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